デイジーとは

デイジー(DAISY)とは、 Digital Accessible Information System の頭文字で、「アクセシブルなデジタル情報システム」という意味です。

このアクセシブルなとは、障害者や高齢者にも使えるということを意味しています。

このサイトでは、オーディオからマルチメディアへと発展しつつあるデイジー(DAISY)に関する情報を紹介します。

デイジーとは

デイジー(DAISY)は、デジタル録音図書を実用化するための国際標準規格です。

Digital Accessible Information System (アクセシブルなデジタル情報システム)の頭文字をとって、アルファベットでは DAISY、日本語では「デイジー」と書きます。

以前は、 Digital Audio-based Information System(デジタル音響に基づいた情報システム)の頭文字でした。

このことは、デイジーの規格がオーディオベースの段階からマルチメディアベースへと進化してきたことを意味しています。

現在、もっとも利用されている場面は、視覚障害者向けの音声録音図書としてです。

しかし、今後は、学習障害者向けのマルチメディアコンテンツを提供するツールとしても、大いに期待されています。

さらには、オーディオコンテンツと捉えたときでも、現在一般に普及しているMP3 や WAV、 WMA といったデータ形式よりも優れた面を持っていますので、一般に普及することも期待されます。

デイジーの特徴

デイジーのもっとも大きな特徴は、コンテンツの中にマークを付けられることによって、非常に検索性の高いコンテンツを作成できるということです。

マルチメディアコンテンツなら、文字列を含むことができますので、文字列による位置の検索も可能になります。

オーディオコンテンツにしても、いろいろなレベルでのマーキングができるため、カセットテープ、MD、MP3等と比較して、聴取する際に利用者に大幅に自由な選択を提供できます。

オーディオコンテンツでのマーキング

例えば、制作者側では、任意の位置に見出しを6段階でつけることができます。これは、HTML の見出しタグと同様の考え方です。

また、ページやグループといった、6段階の見出しよりもさらに細かいレベルで再生時に移動の基点となるマークを付けることができます。

読者側でも、音声読書する機器にもよりますが、しおりを何箇所にも付けることができるため、大変検索性の高いオーディオ・データとなります。

検索性においては、一つのファイルの中での移動ができないMP3やWAVデータをはるかに凌ぎます。

MP3やWAVをテキストファイルになぞらえるならば、デイジーデータはHTMLのようなものといえるでしょう。

なお、デイジー規格は1990年代のスタート時点から進歩してきていますので、バージョンによってデータ形式が異なり、再生するプレーヤーもそれぞれ対応が異なることに注意を払う必要があります。

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