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電子ルーペ

電子ルーペとは?

電子ルーペとは、撮像素子、光学センサーを内蔵して、文字や図を拡大してモニタに表示する装置です。 最近の電子ルーペは、モニターを備えた機器になっています。

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ルーペと電子ルーペ

ルーペ(Lupe)は、ドイツ語で、拡大鏡や虫めがねを意味します。

この言葉自体がドイツ語から全世界に普及したことからも判るように、ルーペのブランド・メーカーはエッシェンバッハなど、ドイツに比較的多いです。

一方、電子ルーペは、レンズによる光の屈折だけを利用したルーペとは異なり、電子的に文字や図形の表示倍率を変更できる画像拡大器です。取得した画像を電子的に加工して表示しますので、表示するときの対象物の色とバックグラウンドの色を変化させることもできます。

よって、ルーペと電子ルーペとの主な違いは、

  • ルーペは倍率が固定だが、電子ルーペは倍率が切り替えられる
  • ルーペはコントラストが映し出されたままだが、電子ルーペでは調節できる
  • ルーペは対象物から離すともう見えなくなるが、電子ルーペでは映った画像を固定して、対象物から離れたところでも見ることができる

ということになります。

電子ルーペの利点と欠点

先にも述べたように、電子ルーペは、表示の拡大倍率を切り替えることができます。また、対象物の表示色とバックグラウンドの色を調節して、コントラストを自分にとって見やすく調整することができます。

このコントラストの調整機能が、特に弱視の方にとって重要な機能都なっています。弱視の方の多くが、白黒反転表示を見やすいと感じる傾向があります。

画像を固定する機能は、最近の電子ルーペでは標準的な機能になっていますが、2・3年前まではまだ一般的なものではありませんでした。一度写した画像を、対象物から離れたところでも落ち着いてじっくりと見直すことができるという点で、ルーペを圧倒的に凌駕する利便性を持っています。

欠点としては、電子ルーペはバッテリーで動作するため、充電が足りなくなると、表示されなくなります。

電子ルーペと拡大読書器

電子ルーペは、拡大読書器開発の延長線上にあります。

拡大読書器は、弱視者が印刷物の内容を画面に大きく拡大して表示して読む目的で1970年代に開発がはじまり、1980年代に普及し始め、1990年代に普及してきました。

拡大読書器の歴史

それが、2000年代に入ってから、小型化してきました。

持ち運びできる携帯型拡大読書器のうち、特に小型でレンズのルーペを使うのと同じような感覚で利用できる商品が「電子ルーペ」と総称されるようになりました。

2011年12月1日記述

文責:望月優

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