社長挨拶
情報とテクノロジーで障害者の自立支援!
私たちは、情報とコミュニケーションで人々がつながり、 技術と交流で障害者 が自立できる環境づくりを促進します。
アメディア社長 望月優
アメディア代表取締役の望月優です。
当社は1989年2月に 視覚障害者 の自立生活をテクノロジーで支援する会社として設立しました。
人は誰でも充実した人生を願っています。 そして、その人生の入り口に自立生活があります。
自立した人間同士がお互いに助け・協力しあって生きていく中で、助けられている自分を感じて人に感謝し、他人に貢献している自分を感じて充実感が得られます。
障害者も同様です。助けられているだけでなく、人の役に立っている自分が感じられるとき、生きがいと充実感に満たされた幸福な人生が訪れます。 これらの基盤が「自立」です。
私たちアメディア は、障害者の自立を支えていくとともに、その周囲の人々との交流がより活発に行なわれ、双方が幸福感、充実感が得られる社会実現を願って、以下のような事業を行っています。
自立支援
視覚障害者 にとっての2つの大きな不自由は、「移動」と「読み書き」だと言われています。
「読み書き」の「読み」に関しては、新聞、書籍、雑誌、ホームページなど、視覚に頼る情報源が主流で、それらを利用できない視覚障害者には大変大きなハンディキャップがあります。
しかし、今はアメディア設立直後の1990年代初頭と比較すると、環境が劇的に改善されています。
弱視者支援
メガネやコンタクトレンズで視力矯正しても視力が上がらないまたは視野に欠損がある状態を「弱視」と呼びます。
弱視者の中には、メガネやルーペでは文字が十分には読めるようにならない強度の方々も少なくありません。
そのような方々には、電子的に文字を拡大して表示する電子ルーペ や拡大読書器 という機器があります。
また、パソコンにカメラをつないで拡大読書器の役割をさせる さんさんビューや パソコンの表示自体を拡大する ZoomText といったような Windows 用のアプリもあります。
多くの弱視の方々が、これらの機器やソフトウェアを仕事や勉学に活用して活躍されています。
アメディア では、上記目的の各種商品を取り扱っています。
全盲者支援
全く目が見えない方を「全盲」と呼びます。
現在は、全盲になっても読書したり文字情報を得る手段があります。
音声・拡大読書器「よむべえスマイル」 や「快速よむべえ」 などで、本や雑誌、そして役所からの通知など、様々な印刷物を音声読み上げで読むことができます。
全盲の私も、よむべえスマイル と 快速よむべえ で読書しています。
また、メガネのフレームに小型カメラを取り付ける方式の読み上げ機 OrCam MyEye2 等の登場により、外出先でも印刷物を音声で読めるようになりました。
アメディア は、1995年から文字認識と音声読み上げシステムの開発に取り組み続けており、全盲の方向けの情報機器を最も得意分野としています。
移動と歩行
アメディアでは、障害者や高齢者の歩行や移動のニーズにもチャレンジしています。
視覚障害者が利用する白杖は、全盲の方が歩くためのスライド式白杖、脚の弱い視覚障害の方が体重を乗せても耐えられる白い歩行補助杖など、それぞれの方々のニーズに応じた品を揃えています。
さらに、視覚障害の方が歩く経路を案内するスマートホン用アプリ ナビレク も開発しました。
ナビレクは、音声に加えて振動での方向指示も活用して道案内するため、目の不自由な方のみならず、どなたにも役立つ歩行用ナビ・アプリです。
現在、ナビレク用の地図データ「音声ガイド地図」を、 一般社団法人 音声ナビネット と協力して普及活動を展開しています。
ナビレクは無料で提供し、ナビレク用の音声ガイド地図を公開しているウェブサイト ナビ広場 にて広告を募集することにより、事業運営しています。