音声と拡大読書機のアメディア

第15回 アメディアフェア ご報告

(株式会社アメディア 代表取締役 望月 優)

皆さんこんにちは。アメディアの望月優です。

今年のアメディアフェアは、11月20日の土曜日に中野サンプラザ8階で開催いたしました。

200名を越える多くの方々にご来場いただき、とても楽しいイベントにできたと感じています。

それでは、その中身をかいつまんでご報告致します。

(1) 展示会

今回のアメディアフェアの中でもっとも盛り上がったのは、やはり機器の展示会だったと思います。

協賛企業団体12社とアメディアを合わせて、13社が最新の機器を展示しました。

その中には、同種の製品を比較することのできるブースがいくつかありました。

例えば、ドコモショップ中野坂上店とKDDIに参加して頂きましたので、ドコモの携帯電話とAUの携帯電話を比較することができました。また、ドコモショップのブースでは、つい先日発売されたばかりのFOMAラクラクホンも見ることができました。

そのほかにも、ブレイルノートのケージーエスとアスクてんてんのアスク、プレクストークのシナノケンシとビクタリーダーのメルコム、弱視者用の製品を機軸にした大活字とメガネのタナカといった比較することのできる取り合わせがありました。

また、今回ラビットとNECに初めて参加していただき、高知システム開発の製品やズームテキストという画面拡大ソフトも展示して頂きましたし、点字エディタや点字辞書システムのつつじ点訳友の会、視覚障害者誘導システムのテクノニクスにも参加いただいたので、視覚障害者の現時点での最新機器やソフトウェアを網羅することができました。

もちろん、アメディアもよむべえ、ボイスサーフィン、ヨメール、点字プリンタなどを紹介させて頂きました。

(2) 楽しい抽選会

展示会場に負けず劣らずにぎわったのが抽選会場でした。

今回、出展各社にお願いしていろいろな賞品を提供して頂きましたので、結果的に、はずれのない抽選を行うことができました。

おそらく、一般参加者の皆さんは、誰もそれなりのお土産を持ち帰ることができたと思います。

中でも、大きな賞品2つは、イベント会場で大抽選会を行いました。

12時には、アメディア提供のノートパソコン、95Readerとボイスサーフィンのセットがお一人の方に当たりました。

午後2時には、シナノケンシ提供の再生専用機プレクストークPTN1がお一人に当たりました。

この抽選会は昨年から始めた企画ですが、大変好評なので、おそらく来年も続けることになるでしょう(まだお約束ではありませんよ。アメディア社内で反省会をやってから決めることですので)。

(3) 各イベント

イベント会場では、今回はボイスサーフィンの実演を中心に番組が進められました。

番組によって、参加者が比較的少ない会もありましたが、これに参加していただいた皆さんには、それぞれの製品の特徴をご理解いただけたと思います。

(4) シンポジウム『テレビ電話が切り開く視覚障害者の新世界』

午後2時半より、最後のイベント会場での企画として、このシンポジウムを行いました。

ここでは、テレサポートネット代表の長谷川貞夫氏に講演をお願いしたのですが、なんと、その公園は、お話だけではなく、テレサポートの実演入り、さらに、そのテレサポートを聴衆にも体験させていただけるという、大変楽しい企画になりました。

ここで、長谷川氏は、発売されたばかりのFOMAラクラクホンを用いて、サポーターの古川さんとやり取りしながら、いろいろな印刷物の必要な情報を得るデモを最初に行いました。
歴史的なお話の後、次に、聴衆から提出されたものをサポーターに読んでもらって判断するということを行いました。

最後には、長谷川氏からいろいろな飲み物を提供して頂いて、視覚障害者が1台のFOMAラクラクホンを手にして、それでその飲み物の賞味期限と製品名を読んでもらって、成功したらその飲み物をFOMAラクラクホンを操作した視覚障害者にプレゼントするという、大変楽しい企画となりました。

このことからも判るように、テレサポートを受けるのには、視覚障害者側のカメラワークにとても大きな要素があることを私も認識しました。

この最後の場面では、展示会にきていたドコモショップの方も飛び入りサポーターとなって、ドコモショップが展示会用に持ってきていただいた2台のFOMAラクラクホンも投入して長く列をなした視覚障害者の体験希望者を次々とこなしていきました。

ドコモショップの方は、最初は少しおどおどしていた様子でしたが、しばらくすると慣れてきて、視覚障害者にカメラをどのように動かして欲しいかを適切に指示していた様子を見て、とても頼もしく感じました。

こんな形で、今年のアメディアフェアも盛況に終了しました。

ご来場者の皆様、出展企業・団体の皆様、そのほか、会場で視覚障害者を誘導していただいた皆様など、ご協力いただいた皆様全てに心より感謝して、報告とさせて頂きます。

株式会社アメディア 代表取締役 望月優

第15回アメディアフェアに出席して

(アメディア山口 岡 貞雄)

8時30分すぎに会場についた。

今日の私の持ち場は抽選コーナーの部屋で「パソコン・各種アプリケーションソフトの相談コーナー」と言うことでアメディアレポート第53号で紹介させてもらった持ち運びの出来るデスクトップパソコンにいろいろな視覚障害者用アプリケーションソフトを入れて皆様のおこしをお待ちした。

そして10時からの出店紹介では 情報バリアフリー支援「砂時計」の作っている物2点を紹介させていただいた。

その1は 音声情報システム「おしゃべり情報箱」

その2は 「視覚障害者のためのエクセル関数100」(関数001.txt・関数001.xlsのフロッピーの配付)

そして持ち場へ帰ってからは11月1日から発売になったボイスサーフィン3のデモとアドボイス3の「平成17年版年賀セットのデモをやらせていただいた。

11時半過ぎに早昼食をすませて12時半から「アメディアit推進室の「鍼灸院ホームページ作成のイベントコーナー」に参加した。

午後からも持ち場に帰って来ていただいたお客様と懇談した。

Pikuchan netの竹川さんにお会いしてKeiboard(ケイボード)を購入することができた。

14時半からは長谷川先生のシンポジウム「テレサポート」の講演を聴くことができた。

16時には予定通り終了した。

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