オービットをパソコンに接続する
オービット20は、スクリーンリーダーとしてNVDAが動作しているパソコンと接続して、点字ディスプレイとして使用することができます。USBとブルートゥース接続の2つの方法があります。
USB接続
USBで接続する場合は、別売のデータ通信用USBケーブルを購入してご利用ください。標準添付のケーブルではできません。
手順1:USBケーブルでパソコンとオービット20を繋げます。
手順2:オービットの電源を入れます。
手順3:オービットのモードを単体モードからUSBモードに切り替えます。
手順4:インサート+Nを押してNVDAの設定メニューから「設定」を開きます。
手順5:下矢印キーで「点字」に合わせてからタブキーで「変更する」まで移動し、スペースを押します。
手順6:タブキーで「点字ディスプレイ」まで移動し、上下矢印キーで「点字ディスプレイ(D)Baum/HumanWare/APH/オービットの点字ディスプレイ」を見つけます。
手順7:OKを押します。
ブルートゥース接続
Windows10での操作を説明します。
手順1:オービットの電源を入れます。
手順2:オービットのモードを単体モードからブルートゥースに変えます。
手順3:パソコンの設定を開き、ブルートゥースがオンになっているか確認します。
手順4:「ブルートゥースまたはその他のデバイス」ボタンをクリックします。
手順5:Bluetoothボタンをクリックします。
手順6:オービットReaderが表示されたらエンターを押します。
手順7:オービットのブルートゥースペアリング方法が「コード確認」に設定されている場合、オービットとパソコン上で表示されるコードが一致することを確認し、両方で速く応答する必要があります。オービットでは8の点を押します。これでペアリングは完了です。
手順8:ペアリングができてから、インサート+NでNVDAの設定メニューから「設定」を開きます。
手順9:下矢印キーで「点字」に合わせてからタブキーで「変更する」まで移動し、スペースを押します。
手順10:タブキーで「点字ディスプレイ」まで移動し、上下矢印キーで「点字ディスプレイ(D)Baum/HumanWare/APH/オービットの点字ディスプレイ」を見つけます。
手順11:OKを押します。
以上です。
これでNVDAが出力する文字が、オービットでも点字で表示されるようになります。オービットからの入力は残念ながらまだうまくできません。