点字プリンターET使い方その7.マルチコピー

パソコンから送られる点字データを、一旦メモリーに保存して、そのデータを部数指定に従って繰り返し印刷する機能があります。

この機能を「マルチコピー」と呼ぴ、そのために確保されるメモリーをマルチコピー・バッファと呼びます。

マルチコピー・バッファを確保するには

印字可能状態で、

  1. (3.OE)と入力します。
  2. すぐにパソコン側からデータを送ります。 データが転送されている間は点字プリンタは印字せずデータを受け取っています。
  3. (3.1E)と入力します。
  4. 印刷部数を(4.nE)で入力します。(nの部分に部数を入れます。1~99部まで)

(例)50部印刷する場合

  1. マルチコピー・バッファを確保します。(3.0E)
  2. パソコンからデータを送ります。
  3. データ転送の終了をプリンタに伝えます。(3.1E)
  4. 印刷部数を指定します。(4.50E)

※データ転送中に印刷データが大きすぎてマルチコピー・バッファが溢れた場合には、べートーベンの「運命」が演奏され、即座に印刷が開始されます。

使い方その6.詳細設定

使い方その8.カットシートへの印刷