ヨメールVer7使い方その25 点字変換機能

点字変換機能

「ヨメール」では、自動点訳プログラム「EXTRA for Windows Ver3」または「EXTRA for Windows Ver4」 が同じパソコンにインストールされている時、これと連動して内部テキストを点字ファイルに変換することができます。

[点訳保存]

フルキーN:点訳保存

フルキーNのトグルで、保存用の点字ファイル形式を選択してエンターキーを押すと、ヨメールが内部に保持している文書をEXTRAに引き渡して点訳し、点字ファイルとして保存します。

[点字設定]

CTRL+F11:点字設定

点字設定モードに入ると、上下のカーソルキーで項目を選択し、左右のカーソルキーで各項目にセットすべき値を変更できる状態になります。

それぞれの値をセットし、エンターキーを押してそれらの設定を確定します。

設定をキャンセルする場合には、エスケープキーを押します。

設定できる項目は、以下の通りです。

使用点字プリンタ(ただし、ヨメールから直接点字印刷はできません)。

[点字保存機能を使う上での留意事項]

点字保存機能を使う上では、以下の点に気を配ってください。

1.改行モードに。
「ヨメール」で認識をかける前に、CTRL+F8で、改行モードを「段落ごとの改行」にセットすることをお勧めします。
EXTRAの設定や「点字設定」の中にも「文書の改行コードを無視する」という設定がありますが、これを設定すると、全ての改行コードを無視してしまいますので、むしろ、「段落ごとの改行」に設定した上で、「文書の改行を無視しない」設定にされることをお勧めします。
2. 改ページや全角スペースは無視する。
EXTRAの設定や「点字設定」の中に、「文書の改ページ・コードを無視する」、「文書の全角スペースを無視する」という項目があります。
認識させた文書を点字ファイルに出力する場合には、「文書の改ページ・コードを無視する」設定にすることをお勧めします。
「ヨメール」では、1スキャンごとに改ページ・コードを入れるため、これを無視しないと、内容的な区切り目とは関係ないところでページが変わってしまいます。
また、墨字の印刷物には、見た目のレイアウトのために内容的には不必要なスペースが取られていることが多々ありますので、「文書の全角スペースを無視する」設定にしておいた方が、内容的に正しい点訳結果が得られる可能性が高くなります。

以上で、「ヨメールの使い方」を終わります。

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