よみ姫使い方その22 キーの仕組み

キーの仕組み

ここでは、「よみ姫」と「ヨメール」共通のキー操作の仕組みを説明します。

[キー操作の方式]

キー操作には、以下の4種類があります。

1度押し方式 カーソルキーや読み上げを止めるためのテンキー5及びフルキーI(アイ)など、1回押すだけで動作するキーです。

2度押し方式

多くの操作は、この方式です。

2回続けて押すと、はじめて実行されます。

トグル式

キーを押す度に、その設定状態が変わります。

トグル・プラス・エンター方式

トグル式で実行したい操作を選び、エンターキーで実行します。

1. 1度押し方式
キーを一度押しただけで操作が実行されますので、この種のキー操作は覚えて使って頂くものです。
「よみ姫」では、この種のキー操作は非常に少なく、ほとんどは次に説明する2度押し方式になっています。
2. 2度押し方式
「よみ姫」の多くのキー操作は、この方式です。
1度押すと、そのキーで行う機能の名称を発声します。
さらにしばらく待っていると、詳しく、その機能を説明します。
説明を聞いてできる内容がわかったところで、同じキーを2回押すと、その機能を実行します。
なお、1度押してから説明が出てくる前にもう一度そのキーを押すと、それが2回目とみなされて、機能が実行されます。
1度押して機能の説明を聞いていると、時間が経過しますので、その時にはもう一度押しても、「よみ姫」は1回目だと判断して、その機能を実行しません。説明を長く聞いた後に実行したい時には、そのキーを「ポンポン」と2回続けて押してください。
また、単に説明の音声を止めたい時には、コントロールキーを押してください。
3. トグル式
同じキーを繰り返し押すごとに、その設定が変化していく方式を「トグル式」と呼びます。
読み上げ速度を変えるF2キー、男性キャラクターや女性キャラクターを切り替えるフルキー1やフルキー2がその代表的な例です。
また、用紙方向を設定するF8キーも、選択肢は「縦置き」か「横置き」の二つしかありませんが、トグル式の一つです。
「よみ姫」のトグル式は、1度目に押した時には、現在の設定値を発声し、設定は変更しません。
さらに、しばらく待っていると、2度押し方式の時と同じように、そのキーでどの設定値が変えられるのかを説明します。
実際に設定を変更したい場合には、1回押した後、あまり時間がたたないうちに2度目を押してください。
4. トグル・プラス・エンター方式 
同じキーを繰り返し押すごとに、操作の内容が発声され、実行したい操作が発声されたところでエンターキーを押して実行します。
検索(F3)にこの方式が採用されています。
この方式においても、一度押した後しばらく待っていると、2度押し方式の時と同じように、そのキーの役割を説明します。
なお、これらのキー操作方式とヘルプ・メッセージとの組み合わせについて、アメディアから特許公開しています。
以上で、「よみ姫使い方」を終わります。

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