付録

付録A. キー操作一覧

付録A-1. 音声読書機モードのキー操作

以下に本機の音声読書機モードにおけるキー操作の一覧を示します。 キーの名称については、別表を参照してください。
表. 音声読書機モードのキー操作
読み取り 読み取り(Enter)キー × 2回
クラウド認識 取り消し(Tab)キー + 読み取り(Enter)キー × 2回
読み取り翻訳 バックスペース(BS)キー + スラッシュ(/)キー × 2回
通帳読み取り バックスペース(BS)キー + 読み取り(Enter)キー × 2回
読み上げを停止・再開 停止・再開(5)キー
前の文を読み上げ 上キー
次の文を読み上げ 下キー
前の文節を読み上げ 左キー
次の文節を読み上げ 右キー
前の段落を読み上げ 取り消し(Tab)キー + 上キー
次の段落を読み上げ 取り消し(Tab)キー + 下キー
前の1文字を詳細読み 取り消し(Tab)キー + 左キー
次の1文字を詳細読み 取り消し(Tab)キー + 右キー
上の領域を読み上げ バックスペース(BS)キー + 上キー
下の領域を読み上げ バックスペース(BS)キー + 下キー
左の領域を読み上げ バックスペース(BS)キー + 左キー
右の領域を読み上げ バックスペース(BS)キー + 右キー
ページの先頭・前のページに移動 ページアップ(PageUP)キー
次のページに移動 ページダウン(PageDown)キー
しおりを登録・削除 スラッシュ(/)キー × 2回
前のしおりへ移動 ホーム(Home)キー × 2回
次のしおりへ移動 エンド(End)キー × 2回
前の数字列を検索 取り消し(Tab)キー + ホーム(Home)キー × 2回
次の数字列を検索 取り消し(Tab)キー + エンド(End)キー × 2回
前の文字列を検索 取り消し(Tab)キー + ホーム(Home)キー × 2回 (文字列を選択後)
次の文字列を検索 取り消し(Tab)キー + エンド(End)キー × 2回 (文字列を選択後)
文字選択を開始 取り消し(Tab)キー + 停止・再開(5)キー
現在位置を確認 プラス(+)キー
ページ補正方法を切り換え バックスペース(BS)キー + プラス(+)キー (決定は 読み取り(Enter)キー)
ページ削除 バックスペース(BS)キー + ページアップ(PageUP)キー × 2回
ゴミ箱の内容を確認 バックスペース(BS)キー + ページダウン(PageDown)キー × 2回
ゴミ箱のページを元に戻す バックスペース(BS)キー + ページアップ(PageUP)キー × 2回 (ゴミ箱の中で)
ページの引越しを指定・実行 バックスペース(BS)キー + 停止・再開(5)キー × 2回
文書一覧メニューを表示 (※1) プラス(+)キー (長押し)
前の文書へ移動 取り消し(Tab)キー + ページアップ(PageUP)キー × 2回
次の文書へ移動 取り消し(Tab)キー + ページダウン(PageDown)キー × 2回
文書名をつける 取り消し(Tab)キー + スラッシュ(/)キー × 2回
文書情報を確認 取り消し(Tab)キー + プラス(+)キー
読み上げ速度を速く マイナス(-)キー
読み上げ速度を遅く 取り消し(Tab)キー + マイナス(-)キー
読み上げ音量を上げる バックスペース(BS)キー + マイナス(-)キー
読み上げ音量を下げる 取り消し(Tab)キー + バックスペース(BS)キー + マイナス(-)キー
標準の状態に戻す アスタリスク(*)キー × 2回
設定変更メニューを表示 (※2) 取り消し(Tab)キー + アスタリスク(*)キー × 2回
拡張メニューを表示 (※2) 取り消し(Tab)キー + ピリオド(.)キー × 2回
AIメニューを表示 バックスペース(BS)キー + ピリオド(.)キー × 2回
書式を切り換え ゼロ(0)キー
表示色を切り換え バックスペース(BS)キー + ゼロ(0)キー
モードを切り換え ピリオド(.)キー (決定は 読み取り(Enter)キー)

※1. 文書一覧メニューでは、以下のキー操作を使うことができます。 文書一覧メニューの使い方については 3.5. 特定の文書・ページに移動する を参照してください。
表. 文書一覧メニューのキー操作
1項目前へ 上キー
1項目後へ 下キー
10項目前へ ページアップ(PageUP)キー
10項目後へ ページダウン(PageDown)キー
最初の文書へ スラッシュ(/)キー
最後の文書へ アスタリスク(*)キー
選択した文書に移動 停止・再開(5)キー
文書名を詳細読み 左キー または 右キー
一覧順序の変更メニューを表示 取り消し(Tab)キー + ピリオド(.)キー × 2回
しおりのついた文書を選択 ホーム(Home)キー または エンド(End)キー × 2回
※2. 設定変更メニューおよび拡張メニューの一部の操作では、 ページ番号や日付・時刻などの情報を数字で入力することがあります。 この場合、本来本機の移動操作に使うキーを数字キーとして 使用します。ここでは以下のキー操作が有効です。
表. 数値入力時のキー操作
数字を入力する 0から9までの数字キー
入力を確定する 読み取り(Enter)キー
すべての入力を取り消す 取り消し(Tab)キー
直前に入力した1文字を削除する バックスペース(BS)キー
「先頭の位置」に相当する値を入力する スラッシュ(/)キー
「最後の位置」に相当する値を入力する アスタリスク(*)キー

付録A-2. 拡大読書機モードのキー操作

本機の拡大読書機モードでは、以下のようなキー操作を使うことができます。 これ以外の操作は音声読書機モードと共通です。 拡大読書機モードの使い方については 第5章 拡大読書機として使う を参照してください。
表. 拡大読書機モードのキー操作
表示位置を上へ移動 上キー (拡大時)
表示位置を下へ移動 下キー (拡大時)
表示位置を左へ移動 左キー (拡大時)
表示位置を右へ移動 右キー (拡大時)
拡大率を切り換え (拡大) ゼロ(0)キー
拡大率を切り換え(縮小) 取り消し(Tab)キー + ゼロ(0)キー
コントラストを下げる バックスペース(BS)キー + ホーム(Home)キー
コントラストを上げる バックスペース(BS)キー + エンド(End)キー
画像を90°回転 (※3) 取り消し(Tab)キー + 停止・再開(5)キー × 2回
画像を固定・解除 停止・再開(5)キー (ライブ画像表示時)

※3. ライブ画像表示の状態では画像の回転はできません。

付録A-3. USBモードのキー操作

以下に本機のUSBモードにおけるキー操作の一覧を示します。 USBモードの使い方については 第4章 USBメモリまたはCDの内容を聴く を参照してください。 なお、USBモードでも、読み取り(Enter)キーを2回押すと本機は 音声・拡大読書機モードに戻り、印刷物の読み取りをおこないます。
表. デイジー図書 (ファイル) 再生時のキー操作
再生を停止・再開 停止・再開(5)キー
少し戻る・巻き戻し 左キー
少し進む・早送り 右キー
前の曲・見出し・メニュー項目に移動 上キー
次の曲・見出し・メニュー項目に移動 下キー
前の段落を読み上げ (※4) 取り消し(Tab)キー + 上キー
次の段落を読み上げ (※4) 取り消し(Tab)キー + 下キー
前の1文字を詳細読み 取り消し(Tab)キー + 左キー
次の1文字を詳細読み 取り消し(Tab)キー + 右キー
ページの先頭・前のページに移動 ページアップ(PageUP)キー
次のページに移動 ページダウン(PageDown)キー
しおりを登録・削除 スラッシュ(/)キー × 2回
前のしおりへ移動 ホーム(Home)キー × 2回
次のしおりへ移動 エンド(End)キー × 2回
現在位置確認 プラス(+)キー
図書 (ファイル) 一覧に戻る (※5) プラス(+)キー (長押し)
図書 (ファイル) 情報 取り消し(Tab)キー + プラス(+)キー
一定時間だけ戻る バックスペース(BS)キー + 上キー
一定時間だけ進む バックスペース(BS)キー + 下キー
再生速度を速く マイナス(-)キー
再生速度を遅く 取り消し(Tab)キー + マイナス(-)キー
読み上げ音量を上げる バックスペース(BS)キー + マイナス(-)キー
読み上げ音量を下げる 取り消し(Tab)キー + バックスペース(BS)キー + マイナス(-)キー
標準の状態に戻す アスタリスク(*)キー × 2回
設定変更メニュー表示 取り消し(Tab)キー + アスタリスク(*)キー × 2回
拡張メニュー表示 取り消し(Tab)キー + ピリオド(.)キー × 2回
書式の切り換え ゼロ(0)キー
表示色の切り換え バックスペース(BS)キー + ゼロ(0)キー
モード切り換え ピリオド(.)キー
読み取り 読み取り(Enter)キー × 2回
クラウド認識 取り消し(Tab)キー + 読み取り(Enter)キー × 2回

※4. デイジー図書 (ファイル) の状態では、 前のレベル1見出し、あるいは 次のレベル1見出しに移動します。
※5. デイジー図書 (ファイル) 一覧の状態では、 以下のキー操作を使うことができます。
表. デイジー図書 (ファイル) 一覧時のキー操作
1項目前へ 上キー
1項目後へ 下キー
10項目前へ ページアップ(PageUP)キー
10項目後へ ページダウン(PageDown)キー
ファイルまたは図書を再生 停止・再開(5)キー
ファイル名の詳細読み 左キー または 右キー

付録B. 拡張メニュー操作一覧

本機では、あまり頻繁におこなわない操作は 拡張メニューという操作の中にまとめられています。 拡張メニューの項目は、音声・拡大読書機モードの場合と USBモードの場合とで変わります。

付録B-1. 音声・拡大読書機モードの拡張メニュー

表. 音声・拡大読書機モードの拡張メニュー操作
快速よむべえ説明書 本機のオンラインマニュアルを表示します。
連続読み取り 連続読み取りを開始します。 連続読み取り機能の使い方については、 6.1. 連続読み取り を参照してください。
ページ指定移動 番号で指定されたページに移動します。 詳しくは 3.5. 特定の文書・ページに移動する を参照してください。
翻訳メニュー 翻訳メニューを表示します。 翻訳メニューの使い方については、 翻訳メニュー を参照してください。
新しい文書の作成 新しい文書を作成します。 詳しくは 新しい文書の作成 を参照してください。
文書の保存 文書の内容をUSBメモリに保存します。 詳しくは 3.3.読み取った文書をパソコンで使用する を参照してください。
しおりの全削除 確認後、現在の文書についているしおりをすべて削除します。
文書の削除 確認後、現在の文書の内容をすべて削除します。
USBバックアップ 本機に記録されている文書の内容をすべてUSBメモリにバックアップします。
USB復元 「USBバックアップ」によって保存された情報を使って 本機の文書を復元します。
読み取り精度確認 付属の「読み取り精度確認シート」に書かれている文字と 本体に内蔵されている文字を比較して、読み取り精度を確認します。
クラウド認識情報 クラウド認識に関する情報を表示します。 詳しくは クラウド情報 を参照してください。
読み上げ辞書管理 辞書管理メニューを開きます。 詳しくは 6.5. 快速よむべえに読み上げ辞書を追加する を参照してください。
すべての文書の消去(※6) 本機内部の文書をすべて削除し、 設定の再初期化をおこないます。
注意
「USBバックアップ」および「USB復元」では、各ページにつけられた しおりの情報は保存されません。また、これらの操作は 本機内部に記録されているページ数が多い場合には時間がかかります。
※6. 安全のため、この操作は通常の拡張メニューには表示されません。 この項目を表示するには、バックスペース(BS)キーと取り消し(Tab)キーを両方押しながら 拡張メニューを開く必要があります。また、操作の実行に 「8、2、4、6」の順でキーを押す必要があります。

付録B-2. USBモードの拡張メニュー

表. USBモードの拡張メニュー
ディスク情報 現在、挿入されているUSBメモリの情報を報告します。
ページ指定移動(※7) 番号で指定されたページに移動します (テキストファイルの場合)。
時間指定移動(※7) 数字で指定された時刻に移動します (デイジー図書、MP3ファイルの場合)。
しおりの全削除 確認後、現在の文書についているしおりをすべて削除します。
※7. これらの操作は現在再生しているメディアの種類によって変わります。 ページのないMP3などのオーディオファイルでは、 「ページ指定移動」のかわりに「時間指定移動」の機能が使えます。 ここではページ番号のかわりに分単位での時間を入力します。

付録C. 設定項目一覧

以下に本機のふるまいを変更する設定項目の一覧を示します。 詳しくは 6.4. 本機の設定を変更する を参照してください。

付録C-1. 音声・拡大読書機モードの設定項目

表. 音声・拡大読書機モードの設定項目
音声 読み上げとガイドで使う合成音声の種類を指定します。 「Sayaka」「Haruka」「Ichiro」「Ayumi」のいずれかを指定します。
認識する文書の言語 認識する文書の言語として、 「日本語」 「中国語簡体」 「中国語繁体」 「ハングル」 「英語」 「日英混在」 「中英混在(簡体)」 「中英混在(繁体)」 「韓英混在」 のいずれかを指定します。
クラウド認識 読み取りキーを使ってクラウド認識するかどうかを指定します。 「する」「しない」のいずれかを指定します。
入力画像形式 カメラから入力する画像の形式を指定します。 「精密」「中間」「高速」のいずれかを指定します。 詳しくは 入力画像形式 を参照してください。
ページ補正 新しく読み取ったページに対する既定の補正方法として、 「一般的な印刷物」 「書籍」 「一段組み」 「複雑な段組み」 「表形式」 「補正しない」の いずれかを指定します。 詳しくは 2.2.ページ補正をおこなう を参照してください。
ページ回転 認識時に読み取った画像を回転させる角度を指定します。 「自動」 「回転なし」 「90度」 「180度」 「270度」 のいずれかを指定します。
ルビの読み上げ ルビの読み上げ方式として、 「普通に読む」 「詳細に読む」 「ルビを無視する」 のいずれかを指定します。
ライブ画像への移行 拡大読書機モード開始時に、 自動的にライブ画像に移行するかどうかを指定します。 「移行する」「移行しない」のいずれかを指定します。
電源周波数 カメラから入力する画像のちらつき防止を指定します。 「50Hz」「60Hz」のいずれかを指定します。 詳しくは 電源周波数 を参照してください。
読み上げ時の効果音 読み上げ時に効果音を入れるかどうかを指定します。 「効果音あり」「効果音なし」のいずれかを指定します。
新規文書の自動作成 新しい文書を自動作成する間隔を 前の読み取りからの経過時間で指定します。 「1時間後」「6時間後」「1日後」「自動作成しない」のいずれかを指定します。
文書の保存期間 読み取った文書と画像の保存期間を指定します。 「保存なし」「文章のみ保存」「画像を1ヶ月間保存」 「画像を6ヶ月間保存」「画像を1年間保存」「すべて保存」 のいずれかを指定します。
起動時のモード 本機が起動した時のモードとして、 「音声読書機モード」または 「拡大読書機モード」のいずれかを 指定します。
クラウド情報の確認 本機は、起動時にクラウド情報を自動的にアナウンスします。 「起動時にする」「しない」のいずれかを指定します。
自動電源オフ 本機は、なにも操作しない状態で 指定した時間が経過すると、自動的に電源を切ります。 「なし」「1時間」のいずれかを指定します。
現在の日付 本機に記憶されている現在の日付を変更します。 詳しくは 日付と時刻の変更 を参照してください。
現在の時刻 本機に記憶されている現在の時刻を変更します。 詳しくは 日付と時刻の変更 を参照してください。
出荷時の設定に戻す すべての設定を出荷時の状態に戻します。
注意
既定のページ補正方法を「複雑な段組み」に切り換えた場合、 読み取りの完了から読み上げまでに時間がかかることがあります。

付録C-2. USBモードの設定項目

表. USBモードの設定項目
音声 再生とガイドで使う合成音声の種類を指定します。 「Sayaka」「Haruka」「Ichiro」「Ayumi」のいずれかを指定します。
読み上げ言語 テキストファイルを読み上げる際の言語を指定します。 「日本語」 「英語」 「中国語簡体」 「中国語繁体」 「ハングル」 のいずれかを指定します。
ファイル一覧の方式 ファイル一覧の方式として、 「一度に表示」あるいは「フォルダごとに表示」のいずれかを指定します。
ファイル一覧の順序 ファイル一覧の順序として 「種類順」「名前順」「日付順」のいずれかを指定します。
再生時の効果音 再生時に効果音を入れるかどうかを指定します。 「効果音あり」「効果音なし」のいずれかを指定します。
PDF認識 PDFファイルの再生時に強制的にOCR (文字認識) 処理を おこなうかどうかを指定します。 「つねに認識」「必要に応じて認識」のいずれかを指定します。
読み上げ辞書登録(※6) 現在、開いているCSV形式のファイルを 読み上げ辞書ファイルとして、本体に登録します。 詳しくは 6.5. 快速よむべえに読み上げ辞書を追加する を参照してください。

付録D. 快速よむべえでサポートするファイル形式一覧

本機の USBモードでは、以下のファイル形式を再生することができます。
表. USBモードでサポートされているファイル形式
テキストファイル (.txt) Word 文書 (.doc, .docx) PDF 文書 (.pdf)
Excel 文書 (.xls, .xlsx) HTML 文書 (.htm, .html) リッチテキスト文書 (.rtf)
MP3ファイル (.mp3) MIDIファイル (.mid) Windows Media ファイル (.wma)
CSVファイル (.csv) その他の音声ファイル (.wav, .ogg, .avi) 画像ファイル各種 (.bmp, .jpg, .gif)
BES 点字文書 (.bes) EPUB 図書 (.epub)