ナビレコ 使用説明書 (バージョン 2.1)

はじめに: VoiceOver を用いた説明書の読み方

ナビレコを起動して、最初の画面で右に1回フリックすると、 「使い方」とアナウンスされます。 ここで、ダブルタップすると、この説明書が画面に表示されます。 説明書が表示されている状態で、 1本指で画面を左右にフリックすると、読み上げ箇所が移動します。 2本指で画面の上から下に向かってフリックすると、 現在の位置から連続読みします。 2本指で画面に触れると、読み上げを一時停止・再開します。 1本指で画面を上下にフリックすると、 単語や見出しなど、あらかじめ設定された単位で前後に移動します。 上下フリックによる移動単位を変更するには、 画面上でダイヤルを回すように 2本の指を回転する操作を繰り返します。 画面左上の戻るボタンで、 起動直後の画面に戻ります。

もくじ

1. ガイド選択画面

ナビレコを起動すると、最初に ガイド選択画面が表示されます。 ガイドとは、ナビレコ用に作成された、 目的地までの道のりなどを説明する音声ガイドをさします。 ガイド選択画面では、 使用したいガイドを選ぶ以外に、以下の操作を実行することができます。

ナビレコのインストール直後は、 ガイドはひとつも登録されていません。 まずは、「Web でガイドを探す」から 適当なガイドをダウンロードしてみましょう。 また、ご自身でガイドを作成することもできます。 詳しくは、録音モードの章を参照してください。 ナビレコには、最大100個までのガイドを登録することができます。

1-1. Web でガイドを探す

ガイド選択画面「Web でガイドを探す」を選択すると ナビレコ用のガイドダウンロードサイト 「ナビ広場」で公開されているガイドを 検索・ダウンロードするための画面が開きます。 この画面の操作方法は iOS 付属の Webブラウザ「Safari」と同じです。 ダウンロードしたいガイドのページを開いて 「このガイドをダウンロードする」 というリンクを選択すると、ガイドがナビレコに登録されます。

画面左上の戻るボタンを押すと、 ナビ広場上のひとつ前のページに戻ります。 画面右上の閉じるボタンを押すと、 Web でガイドを探す画面を閉じて、 ガイド選択画面に戻ります。

また、閉じるボタンの左隣にある、 音声検索ボタンを押すと、 ナビ広場上で公開されているガイドの音声による検索を開始できます。 音声検索ボタンを押すと、 音声入力の開始をしめす効果音が流れるので、 その後に、検索したいキーワードを iPhone のマイクに向かってしゃべります。 ナビレコがキーワードを認識すると、画面上に 認識されたキーワードとともに検索ボタンが表示されるので、 ボタンを押して、検索を実行します。

1-2. ガイド情報画面

ガイド選択画面でガイドをひとつ選ぶと、 ガイド情報画面が表示され、 選択したガイドに関する以下の操作を実行することができます。

再生モード、案内モードおよび共有機能の詳細については、それぞれ、 2-1. 再生モード2-2. 案内モード3. ガイドを共有する の各項目を参照してください。

ナビレコには 3つのモードがあります。 再生モード案内モード、 そして録音モードです。

再生モードは、ガイドに記録された説明音声を 音楽プレイヤーのように再生するもので、 外出前にガイドの内容をあらかじめ確認する場合に使用します。 案内モードは、GPS から得られる位置情報に連動させて ガイドの説明を再生するもので、 外出中に案内を受ける場合に使用します。 録音モードは、ICレコーダーと同じように 歩行ガイドの音声を録音するもので、 自分用のガイドを作成する場合に使用します。 以下、各モードの具体的な使い方を説明します。

2-1. 再生モード

ガイド情報画面「このガイドを再生」を選ぶと、 再生モードになります。 再生モードの画面には以下のボタンが表示されます。

再生/一時停止

再生ボタンを押すとガイドの再生が始まります。 再生中にもう一度ボタンを押すと再生を一時停止します。

ポイント移動

ポイントとは、 ガイドに記録されている地図上の位置です。 前のポイントボタン/次のポイントボタンを 押すと前のポイント/次のポイントへ再生位置を移動して、 そのポイントに記録されている説明音声を聞くことができます。 ボタンを押した後、そのまま画面に触れ続けていると、巻き戻し/早送り状態になります。

マーク移動

ナビレコ用ガイドには、重要なポイントに マークがつけられていることがあります。 再生中のガイドにマークがつけられている場合、 前のマークボタン/次のマークボタンで移動することができます。 ボタンを押した後、画面に触れ続けているとマーク単位での巻き戻し/早送り状態になります。

付録説明の再生

ナビレコ用ガイドには、付録説明という 特別な音声説明が記録されていることがあります。 付録説明は、地図上の位置と関連付けられておらず、 再生モードでは、その説明音声が再生されますが、 案内モードでは、いっさい再生されません。 長めの説明など、歩行時(案内モード時)には ちょっと邪魔になりそうな説明をガイドに加えるために用いられます。 ナビレコの再生モードでは、付録説明は通常の説明よりも低い声で再生されます。

2-2. 案内モード

ガイド情報画面「このガイドで案内」を選ぶと 案内モードになります。 案内モードで通知される情報および可能な操作は以下のとおりです。

ポイント通過の報告

ポイントを通過すると、そのポイントに関連付けられた説明音声が再生されます。 マークが付いたポイントを通過すると、特別な効果音が流れた後に、 通常のポイントと同様に説明音声が再生されます。
位置情報の精度について
まれに、同じ説明音声が繰り返されることがありますが、 これは GPS から得られる位置情報の乱れによるものです。 また、建物の中にいる場合など、GPS から位置情報を取得できない場合、 ナビレコは「プップッ」というゆっくりした効果音を鳴らし続けます。 その間、ポイント通過の報告など、 位置情報を必要とする案内は一切おこなわれません。

振動による次のマーク方向の通知

歩行中に方向が分からなくなった場合は、 iPhone を水平にした状態で、画面の上側面を いろいろな方向に向けてみてください。 次に向かうべきマーク方向を指しているときに iPhone が振動します。
振動による方向通知の設定について
ナビレコの設定を変えることで、 たとえば iPhone が北の方向を向いた時に振動するように変更する こともできます。 また、iPhone を地面に対して垂直にした状態でも 振動による方向通知を受けられるように変更することもできます。 詳しくは、4. ナビレコの設定振動で通知する方向iPhone の向きを それぞれ参照してください。

現在地ボタン

ルートから外れてしまったと思われる場合は、 画面下に表示されている 現在地ボタンを押してみてください。 その時点の場所から最も近くにあるマークの情報を報告します。 また、iPhone を水平にした状態で 現在地ボタンを押すと、 画面上端が指す方向に位置するマークの情報のみを報告します。

説明の停止および繰り返し

再生中の説明を停止するには、 現在地ボタンをもう一度押すか、 iPhone を左右に振ります。 前回再生された音声をもう一度再生するには、 画面を2本指でタップ(VoiceOver 有効時はダブルタップ)します。

案内をやめる

現在地ボタンをダブルタップ(VoiceOver 有効時はトリプルタップ)すると、 操作メニュー画面が表示されます。 操作メニューから「案内をやめる」を選ぶと、 ガイド選択画面に戻ります。
ワンポイント
VoiceOver 有効時は、トリプルタップのかわりに、 3本指で画面を右から左になぞって、 操作メニューを表示させることもできます。

2-3. 録音モード

ガイド選択画面「新規ガイドの録音を開始」を選ぶと、 録音モードになります。 「ピポッ」という上がり調子の効果音で、録音開始をお知らせします。 この時点から自動的に録音が開始され、録音を終了するまでの音声と その間にiPhoneが移動した地図上の位置が記録されます。 なお、録音開始から5秒間の音声が「ガイド名音声」として記録されます。 この「ガイド名音声」は、後で上書きすることもできます。

マークを付ける

録音中、画面下に表示されているマークボタンを押すと、 ボタンを押した時点の場所に マークを付けることができます。 交差点や目印となる建物やお店のところでマークをつけておくと、 そのガイドを案内モードで利用するときに便利です。 ナビレコではいくつでもマークを付けることができます。

録音完了

マークボタンをダブルタップ(VoiceOver 有効時はトリプルタップ)すると、 録音は一時停止します。一時停止中の画面に表示される 「録音完了」を選ぶととナビレコは録音を終了し、 ガイド選択画面に戻ります。
ワンポイント
VoiceOver 有効時は、トリプルタップのかわりに、 3本指で画面を右から左になぞって、 一時停止中画面を表示させることもできます。

3. ガイドを共有する

ガイドの共有機能を使用することで、 ナビレコで録音したガイドを他の iPhone 上のナビレコで使用したり、 ガイド編集用のパソコンソフトナビエディットで 編集することが可能になります。

ガイド選択画面でガイドを選択して表示される ガイド情報画面で、 共有ボタンを押すと、 選択中のガイドを他の機器と共有するための各種操作が一覧表示されます。

操作項目の例

注意: BlindSquare とのデータ共有について
お使いの iPhone に BlindSquare アプリがインストールされている場合、 "BlindSquareにコピー"という操作項目が表示されますが、 ナビレコのガイドデータは、BlindSquare ではお使いいただけません。

ガイドを取り込む

他のアプリ上で開いたガイドデータをナビレコに取り込むには、 ガイドデータを開いているアプリ上で「ナビレコにコピー」操作を実行します。 この操作は、アプリによって異なります。 詳しくは該当アプリのマニュアルを参照してください。

4. ナビレコの設定

ガイド選択画面の右上に表示される 設定ボタンを押すと、 ナビレコの設定画面が開きます。 設定画面に表示される設定項目は以下の通りです。

現在地ボタンの通知項目 (案内モード用)

現在地ボタンを押した時に読み上げられる内容を設定します。

選択項目 (複数選択可能)

初期設定

最寄りのマーク

振動で通知する方向 (案内モード用)

振動による方向通知用の設定。 iPhone がどの方向に向けられた時に振動するかを設定します。

選択項目

初期設定

次のマーク方向

iPhone の向き (案内モード用)

振動による方向通知用の設定。 iPhone のどの面を「前」とするかを設定します。

選択項目

初期設定

画面の上側面が前 (地面に平行)

再生速度 (再生モード用)

音声説明の再生速度設定。

設定項目

0.5倍速から2倍速の間で値を選択します。

初期設定

1倍速

マーク位置の録音範囲 (録音モード用)

マーク到着時に再生される録音音声範囲の設定。 マークを付ける操作をおこなった時点の何秒前からの録音音声を その位置の音声とするか設定します。

選択項目

初期設定

マーク操作の時点から

ガイドの既定の並び順 (ガイド選択画面用)

ガイド一覧の並び順の設定。

設定項目

初期設定

現在地に近い順

効果音 (固定の設定)

ナビレコの案内モード、再生モードで使われる各種効果音を 試し聴きするための項目です。この項目の値は変更できません。

すべての設定を初期状態に戻す

設定画面に含まれるすべての設定項目の値を インストール直後の状態に戻します。
ワンポイント
初期状態に戻るのは設定項目のみで、 ナビレコに登録されたガイドは消去されません。 登録されたガイドをすべて消去するには、 ナビレコの再インストールをおこなってください。

5. 使用上の注意

ナビレコを屋外で使用する場合は、周囲の環境に十分注意してください。 ヘッドフォン等を用いて使用する場合は、耳を塞ぐタイプのものではなく、 骨伝導ヘッドフォンなど耳を塞がないタイプのものをご使用ください。

ナビレコは位置情報の取得にGPSを使用しています。 GPSの位置情報は必ずしも正確なものではなく、 特に、屋内や高層ビルに囲まれた場所などでは精度が著しく低下するため、 ナビレコが案内する位置と本来の位置が大きく異なることがあります。