概要
オービット20は、点字入力キーと20マスの点字ディスプレイを備えた小型点字メモ機です。
紙に打ち出す点字タイプライターに代わって、あなたの点字のメモをこの小さな機器が保管・管理します。
- ベーシックパック 98,000円(非課税)
- 標準パック 118,000円(非課税)
音声取扱説明書はこちらに置いてあります
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アメディアで販売している本製品は、日本語にローカライズしています。
メーカー及び関連サイトから最新ファームウェアにご自身で更新しないでください。
日本語ローカライズ環境が失われることがあります。
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機能紹介
- 点字メモ
編集機能により、あなたの記録が SDカードに保存されます。 8GB のカードに300万ページ以上の点字データが保管できます。 - ファイル管理
記録する情報は、ファイルに分けて保管できます。 フォルダを作成して管理することもできます。 - 検索機能
ファイル内を検索できます。 しおり機能もあります。 - 編集機能
カット、コピー、ペーストの機能が使えます。 - アイホンとの接続
アイホンとブルートゥースで接続できます。 アイホンの操作を、点字キーからある程度行えます。 - パソコンとの接続
NVDAが動作しているパソコンと接続して、点字ディスプレイとして使えます。
読めるデータ形式
NAB, BSE などの NABCC 系点字データを読むことができます。
EXTRA で変換した BRL データを読むことができます。
これらのデータは、ファイル名を半角アルファベットにし、パソコンでSDカードに保存し、そのSDカードを Orbit にセットすれば読めます。
機器仕様
サイズ | 約168×110×高さ34 mm |
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重さ | 440g |
マス数 | 20マス |
点字キー | 6点及びスペース・バックスペース・エンターキー |
その他のキー | 上下左右移動キー、表示移動キー、セレクトキー |
電源 | USB充電方式 |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー(交換可能) |
使用時間 | 3時間の充電で8時間使用可能 |
記録媒体 | SDカード(4~32GB) |
無償修理保証 | 購入後1年間 |
パック別パッケージリスト
オービット20ベーシックパック AM-OB-100B
- 機器本体
- 点字取説及び日本向けローカライズ
- データ入り SDカード
- USBケーブルUSB-A to Micro USB-B
- ユーザー登録カード兼保証書
※サポートは、メーリングリストによるユーザー相互サポートのみとさせて頂きます。
オービット20 標準パック AM-OB-100H
ベーシックパックの内容に加えて、以下の附属品が添付されます。
- USB-ACアダプタ
- キャリングケース
- 音楽CD 取説
なお、標準パックご購入の方には、購入日から2ヶ月間の個別サポートをお付けします。
※電話でのサポートは、ご質問をいただいてからアメディアから折り返しお電話します。
オプション品一覧
品名 | 価格(税込) | 説明 |
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個別サポート2ヶ月 | 11,000円 | メールと電話で個別にサポートします。 |
修理中代替機貸出サービス | 5,500円 | 修理等で一時聞きをお預かりする期間中、代替機をお貸出しします |
交換バッテリー | 7,700円 | |
バッテリー交換費用 | 5,500円 | オービット20本体を送って頂きます |
ファームウェア・アップデート費用 | 11,000円 |
オービット20本体を送って頂きます |
購入後5年までの延長保証 | 77,000円 | 修理中、代替え機を無償貸し出しします |
データ転送用USBケーブル | 2,200円 | |
充電用USBケーブル | 1,100円 | |
USB-ACアダプタ | 1,320円 | |
キャリングケース | 9,900円 | |
SDカード8GB | 2,200円 | |
点字取説入りSDカード | 3,300円 | |
音楽CD取説 | 3,300円 | |
点字出力取説 | 3,000円 |
よくある質問
[質問] Orbit20に同梱のSDカードに入っている点字取扱説明書の読み方を教えてください。
[回答]
まず、背面左のSDカードスロットに添付のカードをさしこみ、 スロット電源ボタンを長押しします。点字が表示されるまで押してください。
次のように点字取扱説明書の目次が表示されます。
- intro.drl
- Keys.drl
とつづきます。
数字は下がり数字(点字の上2つの点は使わず、下の2段の点字のみを使う。)数符なしの下がり数字です。
目次の1、2、3等を移動させるキーは真ん中の花びらのような塊のキーを使います。真ん中が丸いキーと左右上下にキーがあります。これはカーソルキーの役割です。
上下のキーで目次の項目内を動きます。
目次の1から7はそれぞれがひとつのファイルになっていますので、 読みたい目次の番号が決まったら、真ん中のセレクトキーを押しますと、内容が表示されます。
ここで下キーを押していくと続きが読めますが、1行が20マスを超えている時は、下キーではなく、点字のマスの左右にあるシーソースイッチの手前側をおすと、続きが読めます。 セレクトキーの上下のボタンを押すと、段落ごとの移動ができます。
目次に戻るには点字セルの奥にある、長いスペースキーを使います。 これは点字を読むときには使いません。スペースの右がエンターキーで、左がバックスペースキーです。
バックスペースキーを押すと、目次の状態に戻ります。(ファイル一覧状態)
なお、最後のLOCALEというフォルダは、これはマニュアルではありません。