2006年度経営計画書
経営理念
情報とテクノロジーで障害者の自立支援
私たちは、情報とコミュニケーションで人々がつながり、技術と交流で障害者が自立できる環境づくりを促進します。
1 社会的役割
企業は社会的役割を果たすことにより存続する公的な存在です。
当社は、以下の社会的役割を担います。
- 視覚障害者の文化の向上
- 弱視者・高齢者などの見えにくい人達の利便性の向上
- 社会と視覚障害者をつなぐ役割
- 障害や文化の違いを認め合った上での人々の交流を支援
2 経営方針
当社は、以下の方針で経営します。
(1)お客様の立ち位置に立つ お客様の視点で物事を考え、経営・行動します。
(2)情報公開 公的性の高い会社として情報公開を適切に行い、お客様や株主の方々をはじめ、社会にとって透明性の高い会社とします。
(3)安定成長 常に着実に成長していく安定成長を方針とします。
(4)社員が成長する会社 業務分担はチームワークを是とし、社員皆が協力しあって互いに成長しながら業績を上げていく会社とします。
(5) 取引先との連係 取引先を戦略的パートナーと位置付け、winwinでメリットを享受できるよう連係します。
3 経営目標
利益が着実に伸びる会社
社員皆が成長する会社
4 具体的達成目標
A. 「業績向上」
- (1) 売上目標
- 予算ベース:256,000,000円
目標ベース:270,000,000円
過去最高の247,000,000円(1996年度)は必ず突破します。 - (2) 売上総利益
- 予算ベース:76,800,000円
目標ベース:81,000,000円
(売上高総利益率30パーセント) - (3) 営業利益
- 予算ベース:10,240,000円 4%
目標ベース:13,500,000円 5% - (4) 月別売上予算(単位・千円)
- 7月 20,000
8月 20,000
9月 20,000
10月 21,000
11月 21,000
12月 21,000
前期計 123,000
1月 22,000
2月 22,000
3月 23,000
4月 22,000
5月 22,000
6月 22,000
後期計 133,000
合計 256,000
B. 「事業展開」
(1) 戦略的事業展開
(2) よむべえ重点
「よむべえ」を最重点製品と明確に位置付けます。
(3) 新製品投入
ボイスポスタ
おしゃべりレコーダー及び関連製品
その他、営業企画部の判断で開発を伴わない製品及び僅かな準備費用で投入可能な製品については、積極的に取り組みます。
(4) 柔軟な営業戦略
従来の販売形式にのみとらわれるのではなく、製品やサービスの対象となる顧客の性質に応じた営業戦略を考え、実行します。 ラジオで福祉街づくりプロジェクトなど
(5) インターネット戦略
以下の3つの観点から、実施します。
- 1. 自社サイトの強化(短期戦略)
- 集客力と成約力に配慮しながら強化しつづけます。
- 2. 資産型サイト構築(中長期戦略)
- 独立した価値を持つサイトを徐々に構築して行きます。
- また、それはアメディアのメインサイトの導線を太くする戦略でもあります。
- 3. ネットビジネス展開前準備・調査(中長期戦略)
- 来年度以降に視覚障害者に使いやすいショッピングサイトを立ち上げるための下準備を徐々に行ないます。
(6) 設備投資
今年度は、利益水準と相談しながら設備投資を行います。
C. 「働きがいのある会社」
(1) 社員成長
社員が互いに快く教えあって成長し合う風土を確立します。
自主研修制度などを通して、自己研鑽を促進します。
(2) 社会的役割の意識化
当社の社会的役割を意識することによって、社員皆の仕事へのモティベーションや前向きに生きる意欲を盛り立てます。
(3) 評価制度の洗練化
業務評価シートに基づき、業務遂行結果で自分の成長を実感できるようにします。
(4) 組織風土作り
明るく元気に働ける風土を構築します。
協力しあいながら、互いの業務成果を尊重する風土を構築します。