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第14期営業報告書

この資料は、2002年9月15日に行われた第14回定時株主総会の議場にて配布した資料から作成したものです。

営業報告書

第14期(2001年度)

自 平成13年7月1日

至 平成14年6月30日

株式会社アメディア

東京都新宿区西早稲田2-15-10 西早稲田関口ビル3階

【1】 主な事業内容

1.営業所等

期首:本社のみ

期末:本社のみ

前年度末で九州支社を閉店した。

2.株式の状況

期首:470株(23,500,000円)

期末:470株(23,500,000円)

3.従業員の状況

期首:14名(うち、パートタイマー6名)

期末:12名(うち、パートタイマー3名)

【2】 営業状況

1.概況

前期比売上18パーセント減となり営業的には苦戦したが、九州支社を閉じたこと等による経費圧縮効果が出て、600万円の利益を確保した。

当期の前半は前期後半の勢いを次いで比較的好調だったが、当期後半は伸び悩んだ。

11月にアイネット株式会社から発売された「らくらくリーダー」の件で、11月から現在に至るまでの同社との訴訟の経過が当社に有利に展開していないことも、売上の伸び悩みの一要因となっている。

2.資金調達状況

当期は、新たな資金調達は行わなかった。

長期借入金残高 22,356,000

(前期末:35,004,000)

短期借入金残高 9,846,439

3.設備投資

営業用及び開発用にパソコンを数台購入したほか、特に大きな設備投資は行わなかった。

【3】 昨年度との比較(千円未満切捨)

1.売上高

当期 190,904

前期:232,330

前期比:17.8パーセント減

2.売上原価

当期:121,996 63.9%

前期:144,042 62%

前期比:15.315.3パーセント減

3.売上総利益

当期:68,908 36.1%

前期:88,288 38%

前期比:22パーセント減

4.販売費及び一般管理費

当期:62,910 33%

前期:77,017 33.1%

前期比:18.3パーセント減

5.営業利益

当期:5,997 3.1%

前期:11,271 4.9%

前期比:46.8パーセント減

6.経常利益

当期:5,356 2.8%

前期:10,187 4.4%

前期比:47.4パーセント減

7.税引後利益

当期:6,848 3.6%

前期:14,404 6.2%

前期比:52.5パーセント減

【4】 対処すべき課題

1.市場の拡大

視覚障害者市場にのみ頼るのではなく、視覚障害者に関連のある家族、ボランティア及び一般の人々へと市場を拡大していく必要がある。

2.販売店網の強化

現在、50店以上の販売店がある。

今後は、これら販売店の取組姿勢を強化するよう働きかけ、質の良い販売店の網を全国に張ることを目指す。

3. 開発力の強化

社内及び社外のエンジニアの力を有効に結びつけ、会社全体の製品開発力をさらに強化する必要がある。

また、社内技術を洗練化し、他社では真似できない基礎開発力を育てていくことも継続していく。

4.知的財産の有効利用

当社の知的財産を企業秘密として自社開発製品のみで利用するか、あるいは特許等の権利を取得してライセンスとして販売する方向性を目指すかを決め、知的財産の資金化を適切に促進する。

5.インターネット・サービスへの取組

社会のインターネット化に呼応したサービス事業を調査・検討する必要がある。

6.社内システムの強化

社内の販売管理システム、LANシステム、電話システム等のより効率的な活用方法について、 検討し、改良していく必要がある。

これにより、生産性を高めることができる。

【5】 役員氏名

代表取締役:望月優

常務取締役:望月剛

取締役:高橋義光

監査役:古賀典夫

監査役:望月孝子

【6】 株主氏名

(省略)

【7】 借入先

東京三菱銀行:13,045,000 円

大和銀行:7,012,000 円

国民生活金融公庫:2,299,000 円

【8】 決算後の状況

 以下の新製を発売した。

7月31日:キータイプ・トレーニングソフト「スパルタイプ」

9月 2日:「ヨメールVer5.5」

9月 6日:点字学習ソフト「ろくてん満天」