音声と拡大読書機のアメディア

第15期営業報告書

第15期(2002年度)

自 平成14年7月1日

至 平成15年6月30日

株式会社アメディア

東京都新宿区西早稲田2-15-10 西早稲田関口ビル3階

【1】 主な事業内容

1.営業所等

期首:本社のみ

期末:本社のみ

2.株式の状況

期首:470株(23,500,000円)

期末:640株(32,000,000円)

3.従業員の状況

期首:12名(うち、パートタイマー3名)

期末:14名(うち、パートタイマー5名)

【2】 営業状況

1.概況

前期比売上高20パーセント減と落ち込み、14,700,000円の赤字を経常した。

当期は当初から売上が伸び悩んでいたが、自社開発製品の売上比率が落ち、粗利益率が前期36パーセントから今期30パーセントに激減したのも損失の大きな要因となっている。

2.資金調達状況

当期は、以下の資金調達を行った。

2月:増資 8,500,000円

4月:借入 6,000,000円(国民生活金融公庫)

長期借入金残高 17,213,000

(前期末:22,356,000)

短期借入金残高 10,166,439円

3.設備投資

営業用及び開発用にパソコンを数台購入したほか、特に大きな設備投資は行わなかった。

【3】 昨年度との比較(千円未満切捨)

1.売上高

当期 153,187

前期 190,904

前期比:19.8パーセント減

2.売上原価

当期 106,696

前期 121,996

前期比:12.5パーセント減

3.売上総利益

当期 46,490 30.3%

前期 68,908 36.1%

前期比:32.5パーセント減

4.販売費及び一般管理費

当期 60,810 39.7%

前期 62,910 33%

前期比:3.3パーセント減

5.営業利益

当期 -14,319

前期 5,997

6.経常利益

当期 -14,351

前期 5,356

7.税引後利益

当期 -14,520

前期 6,848

【4】 対処すべき課題

1.営業力の強化

製品やサービスを広く伝え、個々のお客様に対して納得のいくように説明する力を付ける必要がある。

また、公共機関などへの訪問営業も強化していく。

2.開発力の強化

社内及び社外のエンジニアの力を有効に結びつけ、会社全体の製品開発力をさらに強化する必要がある。

また、社内技術を洗練化し、他社では真似できない基礎開発力を育てていくことも継続していく。

3.知的財産の有効利用

当社の知的財産を企業秘密として自社開発製品のみで利用するか、あるいは特許等の権利を取得してライセンスとして販売する方向性を目指すかを決め、知的財産の資金化を適切に促進する。

4.インターネット事業への取組

社会のインターネット化の動きに呼応して、より有効な事業を模索・展開していく。

そのため、社内のインターネット環境も強化し、人員も確保していく。

5.社内システムの強化

社内の販売管理システム、LANシステム、電話システム等のより効率的な活用方法について、検討し、改良していく必要がある。

これにより、生産性を高めていく。

【5】 役員氏名

代表取締役:望月優

常務取締役:望月剛

取締役:高橋義光

監査役:古賀典夫

監査役:井上龍生

【6】 株主氏名

 (以下、持ち株数、氏名の順。)

153 望月 優

30 伊藤 正光

20 石川 准

20 岩屋 芳夫

20 鈴木 克巳

20 渡嘉敷 綏秀

20 水越 直之

【7】 借入先

東京三菱銀行:6,253,000円

りそな銀行:5,020,000 円

国民生活金融公庫:5,940,000 円

【8】 決算後の状況

以下の新製品を発売した。

8月1日:音声・拡大読書機「よむべえ」